初稿置き場
#誓約の姫
オープニング2
//背景:アシュフォード邸・廊下・昼
???「姉上? 今日は部屋で本を読んでお過ごしだったのでは?」
マリア「アレス……。それが、お父様に呼ばれてしまって」
アレス「父上に? そうですか……。もしかして、あの話かな……」
マリア「『あの話』……?」
アレス「……いえ、僕の口からは。違うかもしれませんし」
マリア(アレスもオリヴィエも、どうしてそんな顔をするのかしら……)
アレス「すみません。不安にさせましたね。大丈夫ですよ。父上が姉上を不幸せにするような選択をなさるはずがないでしょう?」
マリア「それは……、そうだけれど」
アレス「さあ、もう行ってください。父上をお待たせしているのでしょう?」
マリア「え、ええ……」
アレス「オリヴィエ、姉上を頼んだよ」
オリヴィエ「もちろんでございます、アレス様」
//アレス:消去
マリア「…………」
オリヴィエ「さあ、参りましょうか。お嬢様?」
マリア「……そうね」
//場転エフェクト
アレスと別れたマリアは、不安な気持ちのまま、ついに父ロベルトの書斎へと辿り着いた。
//SE:ノックの音
オリヴィエ「旦那様、マリアお嬢様をお連れいたしました」
ロベルト「うむ、入ってきなさい」
//アシュフォード邸・書斎・昼
オリヴィエに背を押されるように、マリアは書斎の中へと足を踏み入れた。
マリア(お父様のご様子は、普段と変わらないわ……)
普段と同じ優しい笑みを浮かべる父に安堵しつつ、マリアはおそるおそる問いかけた。
マリア「お父様、お話って? 急にどうなさいましたの?」
ロベルト「うん。実は、これから内々に王宮へ招かれていてね。お前もぜひ一緒に、とのことで、呼んでもらったんだ」
マリア「わ、私もですか?」
ロベルト「そうだよ。早く支度をしてくるといい。急な呼びたてだから、と服装は拘らないそうだから」
マリア「えっと、わかりました……」
マリアは困惑しつつも、支度のため部屋に戻ろうとする。
マリア(お父様……、とってもご機嫌でらっしゃるわ……)
父が嬉しそうなのは、決して悪いことではないはずなのに。
マリアは言い知れぬ不安が膨らむのを感じていた。
2025/09/16 00:00:00
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アレス「父上に? そうですか……。もしかして、あの話かな……」
マリア「『あの話』……?」
アレス「……いえ、僕の口からは。違うかもしれませんし」
マリア(アレスもオリヴィエも、どうしてそんな顔をするのかしら……)
アレス「すみません。不安にさせましたね。大丈夫ですよ。父上が姉上を不幸せにするような選択をなさるはずがないでしょう?」
マリア「それは……、そうだけれど」
アレス「さあ、もう行ってください。父上をお待たせしているのでしょう?」
マリア「え、ええ……」
アレス「オリヴィエ、姉上を頼んだよ」
オリヴィエ「もちろんでございます、アレス様」
//アレス:消去
マリア「…………」
オリヴィエ「さあ、参りましょうか。お嬢様?」
マリア「……そうね」
//場転エフェクト
アレスと別れたマリアは、不安な気持ちのまま、ついに父ロベルトの書斎へと辿り着いた。
//SE:ノックの音
オリヴィエ「旦那様、マリアお嬢様をお連れいたしました」
ロベルト「うむ、入ってきなさい」
//アシュフォード邸・書斎・昼
オリヴィエに背を押されるように、マリアは書斎の中へと足を踏み入れた。
マリア(お父様のご様子は、普段と変わらないわ……)
普段と同じ優しい笑みを浮かべる父に安堵しつつ、マリアはおそるおそる問いかけた。
マリア「お父様、お話って? 急にどうなさいましたの?」
ロベルト「うん。実は、これから内々に王宮へ招かれていてね。お前もぜひ一緒に、とのことで、呼んでもらったんだ」
マリア「わ、私もですか?」
ロベルト「そうだよ。早く支度をしてくるといい。急な呼びたてだから、と服装は拘らないそうだから」
マリア「えっと、わかりました……」
マリアは困惑しつつも、支度のため部屋に戻ろうとする。
マリア(お父様……、とってもご機嫌でらっしゃるわ……)
父が嬉しそうなのは、決して悪いことではないはずなのに。
マリアは言い知れぬ不安が膨らむのを感じていた。